このままで大丈夫か?緊急事態宣言は延長へ

5月1日 コロナ緊急事態宣言 延長の方針へ

4月7日から始まり、5月6日までを期限としたコロナ緊急事態宣言。感染スピードが下がらないことを理由に延長する方向で専門家会議の結論がまとまったようです。
既に前日のあたりから、知事の会議が行われ、全会一致で延長という方針を安倍総理に伝えてあると、小池都知事は話していました。

Youtube)東京で感染165人 専門家会議は「延長」で一致(20/05/01)


今の日本の感染状況

4月7日、緊急事態宣言を出した日の「東京都」の感染者の判明数は70人前後。
そして迎えた今日は「東京都」で165人が判明。
それまでも少なくて50人前後、多くて200人前後という判明数でしたので、
つまり3週間たっても、ほとんど感染数を抑えることが東京ですらできなかったことになります。
※全国で見ると最新の数字はまだ不明ですが、毎日200-300人ほどです。

とうとう日本の確認済みの感染者数14,120人を超えました。
韓国は今も10,000人弱に抑えていますし、経済も再開しつつあります。
隣の国でありながら、そのタイミングも感染者数も大きく差が開きました。
またこの日、韓国は「感染者ゼロ人」をついに達成したとのこと
完全になくなったわけではないですが、感染コントロール、再感染の生産を明らかに抑え込めているといえるでしょう。

最新の国内感染状況については東洋経済のグラフが見やすいです。


なぜ日本の感染数は自粛してるのに減らない?

だいたいコロナは感染して2週間以内に症状がおこるといわれています。なので、自粛して2週間以上過ごしたのであれば、自粛以前に感染したものは仕方ないとして、それ以降の感染者数は下降カーブになるはずでした。人と会わないことで、再感染の生産がなくなるからです。1人のケースが、何人に移すか、これを再生産指数という風に呼ばれていますが、コロナは暫定的に1.4-2.5人に1人のケースで感染させるといわれています。

日本では現在カウントしている数字を使えば、1.7人というのが実行指数で、これを限りなく1人に近づけていくことを狙っています。

ドイツは1.1人を達成し、これをさらに抑えつつ、経済を再開させる用意をしています。

都民はちゃんと自粛して移動率は主要部分では約8割減っていたわけですが、(一部商店街や、スーパー、月曜出勤は別として)この従来の自粛対策と、そもそも追って見ている数字が適切なのかを見直す必要があります。政府の見ている数字、大事にしていることは何なのでしょうか。

彼らが追っていて話しているのは、「感染確認者数」「移動率」です。

しかし、この数字、どれだけ正確で、そもそも意味があるのでしょうか?

意味のない数字を追いかけて情報発信し、「自粛だけ」で自然災害のようにじっと待っている方法しかとらないのが原因かもしれません。


日本の対策の違和感


感染者確認数とは、PCR検査を運よく受けることができて数日かけて「陽性」と判定している人の数になります。日本では重症と思われる患者や、飛行機で帰国して具合が悪そうにしている人以外はPCR検査をやってくれません。

海外帰国の人ですら、自宅待機にするなどして、放置しているようです。
「検疫」とは名ばかり。
そもそもインフルは無症状の潜伏期間も多いため、「検疫できない」ともいわれています。だからといって、二次策を用意していないのが日本の穴でしょう。

PCR検査数は日本国内で今では1日約5000-9000件が行われているとのこと。主には保健所、そして民間検査機関、感染研究所がこれを手伝っているようです。

検査方法はWHOなどやロシュから情報提供を感染研究所などが受けて普及して始めている模様。基本的には痰だったり、鼻の奥、鼻腔に綿棒を突っ込んで検体採取し、それをPCR検査で、ウイルスを増殖して確認する方法が取られているようです。

しかし再検査することもあれば、先日ニュースに出たように、間違って判定することもあります。PCR検査は3割間違って判定することや、検査結果に時間がかかることも懸念されています。

アメリカは検査費用が高くて受けられなかった患者が多かったですが、日本だと公費で治療費も検査費も賄ってもらえるとのこと、ここは手厚いですね。

あとは検査方針と検査体制、その数字の使い方が課題ですが、日本では積極的に潜在的なコロナ患者を検査していく方針が出されていません。

このことは、各国や、WHOからも批判というか、なぜ?という声があがっているようです。

感染症の対策の基本は、検査、隔離、トレースだといわれています。

検査を多く行い白黒をなるべくつけて、感染が広がらないように感染者を隔離。

この際、多少の正確性の難は目をつぶり、疑わしきは隔離しますし、陰性でもトレースをすることが重要だと思います。このトレース作業はITと人、両方の力が必要です。なんでもチャットボット使えば解決することはありません、使えない方もいますし、非協力的な場合もあるからです。

そして、濃厚接触やクラスターにいたなどで、感染する可能性がある人、濃厚接触者も特定、トレースし、発症の可能性があればすぐ通常の生活と隔離。

また、市民生活としては徹底したソーシャルディスタンスが求められます。それが難しい公共交通機関などにおいては、マスク、手洗い、消毒が効果的でしょう。

では、日本がこれについて十分にできているかというと、どうでしょう。

積極的な検査を行っていません。

多くの感染者の感染経路の特定ができていません。

発熱は異常のある人の検査も、トレースもしません。

軽症者や海外からの健常者を隔離せず、自宅で過ごさせています。

また、無症状の人や軽症らしい人は例え味覚や嗅覚に異常をきたしても病院に来ないで、検査を受けないでくれ、と堂々と公式に書いています。

つまり、取りこぼしが多い。

どの地域で何割くらい、誰が感染しているかを積極的にランダムテストするなどして確認できておらず、感染源の特定と隔離が適切にできていないことになります。

移動率が減って、感染確認ケース数が減れば、感染をコントロールして封鎖していることになるのでしょうか、特にこの潜伏期間と症状の軽い新型コロナにおいて。

結果はもう出ています。

3週間、もうすぐ1か月の自粛はもう終わりますが、

経済的打撃を被りつつ、

自粛を促しただけで感染ケースは減っていません。

政府も多くの感染経路が見えていません。「分かりませんでしたという報告」

大イベントがなくなったことで感染爆発がないだけで、緩やかに、感染者と死亡者は数を増やしています。

そして、沢山の店舗が閉店、倒産し、沢山の失業者を生み出しています。


これからどうするのか、これまでの対応の「不手際」を守るのではなく

ちゃんと「大胆に」戦略を練って「戦って」ほしいです。

戦いに負けたら終わりです。

今の作戦で、本当にこの戦争で勝てるのでしょうか?自信があるのでしょうか?

これは台風ではないのです。


民間医療機関では自ら積極的な検査活動もしているところがあります。
ここでは無症状の人でも8%が感染しているという数字がありました。

ひとつここから得るべき教訓は国、政府、自治体に頼りすぎるなということだと私は考えます。政府と市民の関係も、今後考え直さないといけないかもしれません。

政府の不手際を理由に、戦争に負けたくないですからね。

以上


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